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ディスチミア親和型をmaD的に解説する

ディスチミア親和型は
元のタイプがmaDであり、
性格形成の途中で性格の鎧を獲得しきれず、
未分化な母子関係の中にとどまっているものなのだろう。

特徴を列挙すると

青年層……母子関係から社会関係にまで成熟して社会に出ればいいのだけれど、成熟しないうちに社会に出て、母子関係パターンで対人関係を処理しようとするので、驚かれる
studentapathy(Walters)……maDだから
退却傾向(笠原)と無気力……maDだから
自己自身(役割ぬき)への愛着……母子関係パターンのなごり
規範に対して「ストレス」であると抵抗する……母子関係パターンのなごり。規範は社会であり、父である。
秩序への否定的感情と漠然とした万能感……母子関係パターンのなごり。母子関係の中では幼児的万能感を感じている。
もともと仕事熱心ではない……maDだから
不全感と倦怠……maDだから
回避と他罰的感情(他者への非難)……回避はmaD。他罰は母子関係の延長。しばしば母子が共同して、他罰的になる。
衝動的な自傷,一方で“軽やかな”自殺企図……母子関係パターンのなごり。未熟な防衛機制で他人にアピールする。
初期から「うつ病」の診断に協力的……母子関係パターンのなごり
その後も「うつ症状」の存在確認に終始しがちとなり「うつの文脈」からの離脱が困難,慢性化……母子関係パターンのなごり
薬剤は多くは部分的効果にとどまる(病み終えない)……母子関係パターンのなごり。成熟できない。
どこまでが「生き方」でどこからが「症状経過」か不分明……母子関係パターンのなごり
「(単なる)私」から「うつの私」で固着し,新たな文脈が形成されにくい……母子関係パターンのなごり
休養と服薬のみではしばしば慢性化する……maDだから
置かれた場・環境の変化で急速に改善することがある……母子関係パターンのなごり

元のタイプがmaDである場合も、
社会的成熟はあるのであって、
自分は社会の中心選手ではなく、
むしろ観客であり、
笑わせる側ではなく笑う側であり、
金を儲ける側ではなく払う側である。
固有名詞はなく、その他大勢である。
それでも教育費を払い、家のローンを払う。
そこまで行って、母子関係パターンから卒業できる。
だいたい35~40歳だ。
少子晩婚化はこのタイプの存続に大きく寄与している。
少子化でなおさら母子分離が遅れ、
父親不在で社会化が遅れ、
晩婚化で母子関係を引きずる期間が長くなる。
せめて早婚であれば、その時点が母子関係卒業の機会になるのだろう。
しかしそれもない。
晩婚は次の世代の少子化を促進する。
悪循環である。

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